豊田 三河フェスティバル
2004.11.21
青空に つきぬけるような演舞
何度か この言葉を使ったことがあったが
今回のこの演舞は まさしく この言葉そのものの演舞を見た気がした。

この日、集合場所に集まった時 上海以来 久々にメンバ−を見たカラは言った。
『知らん顔が いっぱいいる』
一連のテレビによる紹介により 多くの新人が入った。
受験により 多くのメンバ−が 休舞に入っている。
そんな中での 彼らの演舞
実は 私は最近の彼らの演舞に 一種の違和感を感じていた。
心の踊りとも いうべき彼らの踊りが このメンバ−で実現出来るのか・・・・
私は 少なからず 不安感を持っていた。
イ−サンから代表を引き継いだ翔吾も 同じ不安を感じあせりを感じていた。
今回のイベント参加は 今村組において 年最大の大イベント 年末ライブを前にしての
最後の人目に触れる演舞だった。
ここで その不安感をぬぐわなければ 前には 進めない。
また この日は 一年間 共に舞ってきた ゆうと の 大検受験の日
彼の親友である龍太は 試験場で 過去の自分と決別するために戦うゆうとにかわり
ゆうとの黒ガウンを着て 今日は 踊るという。
いくつもの決意を胸に 彼等は ステ−ジに向かった。
一曲目 神威
久々に 胸熱くなる神威を見た。

あまりに 背負うものが大きいがために 空回りするところもあったが復活の兆しを見とれた。

チ−ムダンスが続く
気迫がこもった演舞であったが まだ 硬さは 取れていない。
次は 大河で 終わりの予定が イーサンが マイクを持ち 急遽 華炎・大河を連続演舞することになった。
予定になかった華炎をやることになり メンバ−の気持ちが 変わる。
イ−サンが センタ−に立ち 皆をあおる。

ステ−ジの左にいたのだが 逆光で 撮影しずらくステ−ジの裏を通り 右側に出た。
ふと後を 見ると 華炎の演舞をマスタ−していない新人達が 並んで 大きな声を出し手を打っている。
新人たちの心は たしかにステ−ジの上にあったのを見た。

最後は その新人たちもステ−ジに出ての大河
その演舞を 見ながら思った。
私が 見ようとしていた大河は 札幌の時のあのメンバ−での大河の演舞だったのではないだろうか
このメンバ−でしか 出来ない また違った大河があるのではないだろうか
この大河の演舞は 技の面では まだ途上のものだったかもしれない。
しかし はっきり言えるのは 現メンバ−で 現時点で出来る最高の演舞であり
初めて 新しい今村組の輪郭が はっきり見えてきた演舞だったということだ。
演舞の後 新代表の翔吾とマ−タンは 曇った顔をしていた。
解散場所の高の原駅前で 演舞の不出来を 皆の前で嘆いた。
『こんなもんじゃない・・・・』
涙も流した。
その様子を見ながら 2年前の3月 天理でのことを思いだしていた。
その時 初めて門真の子ら15人を 加えての演舞に
当時 指導部長だった綾が こんなもんじゃないと 言い出したことを・・・
あれから2年半
あの頃は 人知れず 変えることのできた今村組の顔も
今では すっかり固定したイメ−ジが出来 多くの人に その顔が知れ渡った。
その上での同じ局面
翔吾らに プレッシャ−がないわけがなかった。
しかし その翔吾の言葉を聞くメンバ−の目は 力強いものだった。
ふと 後を見ると 大検受験を終え 皆の帰りを寒空のもと待っていたゆうとがいた。
彼は言った。
『やるだけのことは やった』

ここに それぞれに 何かと 戦う若者達がいる。
彼らが 今 一丸となって 目指しているもの それは 年末ライブ・・・・
そして その後には それぞれの明日が待っている。
![]()